• FRVは4万軒の家庭に電力供給するためにヨルダンで3番目の太陽光プロジェクトの取引を確保

アブドゥル・ラティフ・ジャミエルのエネルギー部門の一員である、Fotowatio Renewable Ventures(FRV)は、クリーンエネルギーを中東にもたらすために更なる支援をおこなう、ヨルダンで3番目となるプロジェクトのために財政的契約の締結を発表しました。

FRVは、欧州復興開発銀行(European Bank for Reconstruction and Development EBRD)およびNetherlands Development Finance Company(FMO)との間で、ヨルダン北部にあるAl-Safawi太陽光プラントの開発のために6,500万米ドルの融資をおこなうことで資金提供を受けることを合意した。

これは、Mafraq IおよびIIに続く、ヨルダンでは3番目となるアブドゥル・ラティフ・ジャミエルのエネルギー部門のプロジェクトで、12万件以上の家庭にクリーンエネルギーで電力を提供します。アブドゥル・ラティフ・ジャミエルのエネルギー部門は、全国で年間4億3,500万キロワット時の電力を供給しています。

新しい51MWプラントは、ヨルダン北部の地域で太陽光発電の大きな可能性を持ったエリアのサファイ(Safawi)に設置予定です。このプロジェクトの開発には、設計、資金調達、建築および170ヘクタールに渡る太陽光発電プラントの運営およびメンテナンス(O&M)サービス管理が含まれます。

アブドゥル・ラティフ・ジャミエルのエネルギー部門の最高経営責任者(CEO)であるロベルト・デ・ディエゴ・アロザメナ氏は次のように述べています。「アブドゥル・ラティフ・ジャミエルのエネルギー部門は、この地域での太陽光プロジェクトの開発の道を先導しており、ヨルダンでの仕事もその一部です。

「中東の各国政府は、Sakaka PVプロジェクトおよびAl Jandal Wind Farmのようなプロジェクトを推進している私たちの故郷、サウジアラビアと同様に、再生可能エネルギーの大胆な目標を設定しています。ですから、私たちは、クリーンで手頃な価格のエネルギー世代へ貢献することで、中東やそれ以外で太陽光PV開発を先導する企業であり続けます。」

このプロジェクトは、TSKをEPC請負業者として、結晶質太陽光発電パネルを20万枚以上使い、性能を最適化する単軸追跡技術を組み入れる予定です。これは4万軒以上のヨルダン家庭に電力を供給するために十分な電力を発電します。このプロジェクトでは、建設中に240もの雇用を生み出すことが期待されています。

この融資は、FRVが70%、Arabia Trading & Consulting Company Ltd(ATC)が30%所有するヨルダン企業、Green Energy PSCのためにAl-Safawiに提供されます。

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