• Abdul Latif Jameel EnergyのFRVは、現在この学校で学ぶ女性たち300人以上に持続可能で永続的、かつ安全な電力源を届けるために、16枚の太陽光発電パネルを設置しました。
  • このプロジェクトは、FRVとアフリカのシエラレオネの最も弱い立場にいる女性の尊厳のために活動するNGO、Pequeña Nowinaとの提携契約の一環です。

 再生可能な発電所規模のプロジェクトの世界的なデベロッパーであり、Abdul Latif Jameel Energyの傘下であるFotowatio Renewable Ventures(FRV)は、シエラレオネ北部のルーンサルの街に、クリーンエネルギーを供給する電池アレイに接続された太陽光パネル16枚を設置し、女性のための調理師学校への電力提供を支援しています。 この社会的な持続可能なプロジェクトの使命は、生活に役立つ技能を教えることで女性が自信をもち、個人の経済的自立への道に意義のある歩みを進めるのに必要な手段を提供することです。人口のわずか20%にしか電力が行き渡らない国において、このプロジェクトの目標は世界基準を満たす調理師学校を支援し、基準の手本となることです。設備の多くを電力に頼ることの多い遠隔地にある学校が、送電網や代替電源につながっていませんでした。今後、FRVが提供した16枚の太陽光発電パネルにより、学生たちは自身の勉強を続けるのに役立つこれらの高品質な設備を享受することになります。 

このプロジェクトは、2012年にClarissan Missionary姉妹とともにCristina Martínez Caballero氏が設立した非営利組織、Pequeña Nowinaにより促進されました。Pequeña Nowinaは、シエラレオネの女性の苛酷な環境を実際に目にしたCristina氏が以前の教育プロジェクトに携わった後、創設されました。この経験からPequeña Nowinaは、現地の女性と女児の役割に尊厳を与え、自立、自由、自給自足のための手段を提供するという使命により生まれました。

 シエラレオネは世界で5番目に貧しい国であり、人口の68%が貧困線以下で生活しています。2014年、この国はエボラ出血熱の流行と11年間の内戦という、世界最悪の人道的危機の2つに直面しました。 

Pequeña Nowinaの創設者であるCristina Martínez Caballero氏は、FRVのこうした支援に感謝しており、このプロジェクトが女性にもたらす機会について、次のように述べています。「今回の太陽光パネルの設置は、このセンターで学ぶ女性たちにとってより良い未来を築く助けとなることでしょう。このプロジェクトのおかげで、彼女たちが教育を受けられる場を確保するとともに、その役割に尊厳を与え、日々自給自足できるようにする手段も提供することになるのです。」

 

FRVのCEOであるDaniel Sagi-Vela氏は次のようにコメントしました。「彼女たちにクリーンエネルギーを提供するという当社の貢献は、経験と技術的な能力を通じて人々の生活を向上させるFRVの継続的な取り組みから生まれています。これが、世界中でより注目に値する、環境に優しい、持続可能な未来への道として再生可能エネルギーの民主化を支援している理由です。」