最高経営責任者
Almar Water Solutions
カルロス・コシンは、1945年に故アブドゥル・ラティフ・ジャミールによって設立され、多岐にわたる事業を展開する独立したグローバル企業グループAbdul Latif Jameel(アブドゥル・ラティフ・ジャミール)のJameel Environmental Services(ジャミール環境サービス部門)傘下にあたるAlmar Water Solutions(アルマー・ウォーター・ソリューションズ)でCEOを務めています。
Almar Water Solutionsの運営と開発を指揮し、水道事業の成功と事業成長を促進しています。
水道業界で30年の経験を持ち、自治体および産業セクターにおいて、世界各地の海水淡水化、排水再利用プロジェクトの開発を手がけてきました。この間、EPC(設計・調達・建設)方式およびBOT(一括事業請負後譲渡)方式の契約成立を実現しています。
コシンはマドリード工科大学で農業工学を専攻し、2019年から2022年にはAlmar Water SolutionsのCEOと兼任して国際脱塩協会(IDA)の会長も務めています。改名した同協会、国際海水淡水化・再利用協会(IDRA)においても、引き続き第一副会長と理事を務めています。
IE大学の水・気候変動適応センターの所長を務め、持続可能な水管理と気候変動問題への取り組みには教育が不可欠との認識から、将来の水道業界を担う専門家育成プログラムの策定を提唱しています。コシンは、スペイン語と英語に堪能です。
1945年に創業し、2025年に80周年を迎えるAbdul Latif Jameel(アブドゥル・ラティフ・ジャミール)は、多岐にわたる事業を展開する民間グローバル投資会社です。世界経済を牽引する基幹産業の未来創生を目指し、主要産業セクターでさまざまな取り組みを実施しています。こうした取り組みの例としては、モビリティ、金融サービス、エネルギー環境サービス、医療分野への投資をはじめ、消費者向け製品や不動産開発、コンサルタントサービスなどの多岐にわたる事業が挙げられます。
Abdul Latif Jameelは、6大陸40ヶ国以上で事業を展開し、世界中に代表事務所を構えており、1万1,000名を超える従業員の国籍は80ヶ国以上に及びます。