2030年に向けて:ジャミール・ファミリーは企業として、また社会貢献活動を通じて、進展する国連の持続可能な開発目標への取り組みを強化
- ジャミール・ファミリーは、75年におよぶ商業的成功と一族の社会的活動の成果を祝い、人々やビジネス、地域社会の可能性を実現するという野心のもと、よりよい未来への取り組みを強化
- 新たに制作された動画で、貧困の撲滅、教育と医療の向上、気候変動への対策、イノベーションの育成をはじめとする、国連の17の持続可能な開発目標に貢献する20以上の活動を紹介
ジャミール・ファミリーは、75年にわたる企業活動と、それに付随する社会貢献を通じ、ポジティブな変化を起こし、人々やビジネス、地域社会の可能性を実現するための取り組みを強化してきました。これは、創設者である故アブドゥル・ラティフ・ジャミールにより、1940年代半ば、事業のごく初期段階に定められた基本理念です。その実践のなかで、ジャミール・ファミリーは国連の持続可能な開発目標(SDG)への継続的な貢献に重点を置いてきました。
新たに制作された動画では、グローバルな多角的ファミリービジネスであるAbdul Latif Jameel(アブドゥル・ラティフ・ジャミール)の成し遂げた成果の数々が紹介されています。国際投資部門であるJIMCO[1]、また同ファミリーの社会貢献としての地域活動であるBab Rizq Jameel(バブ・リズク・ジャミール)、Art Jameel(アート・ジャミール)、Community Jameel Saudi(コミュニティ・ジャミール・サウジ)、そしてCommunity Jameel(コミュニティ・ジャミール)が登場します。[2]
2015年、国連加盟国により「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、地球の平和と繁栄のための行動計画書が世界で共有されました。これらの野心的な目標の達成は政府の力のみでは難しい考えたジャミール・ファミリーは、敬意と共通の価値観、そして人類社会の未来へ目に見える影響を生み出すという共通ビジョンに基づき、多様で広範な提携関係を構築し、SDGの達成を目指しています。
Abdul Latif Jameel会長兼CEOであり、またBab Rizq Jameel創設者兼会長、Community Jameel SaudiおよびCommunity Jameel創設者兼会長のモハメッド・ジャミール・KBEは、以下のように述べています。
「私たちの事業活動の進め方、そして継続的な発展への取り組みを、私は誇りに思います。この取り組みを通じ、生活のインフラストラクチャーへの投資を行うことで、私たちは、世界をすべての人々にとってよりよい場所にしていくことを目指しています。このことを胸に刻み、私たちは17の持続可能な開発目標に貢献できると信じています。なかでも、私たちがより直接的で即時的な影響を及ぼすことができるいくつかの目標があり、それこそが私たちが注力すべき分野だと考えています。
私たちは、モビリティから再生可能エネルギー、エネルギー貯蔵、水プロジェクトやヘルステックまで、さまざまな未来の注目分野への投資を続けています。それと同時に、人類最大のグローバルな課題への挑戦に大きな影響を与えるべく、社会貢献活動を続けています」。
Abdul Latif Jameel副社長兼副会長でありArt Jameelの創設者兼会長、またBab Rizq Jameel、Community Jameel Saudi、Community Jameelの副会長であるファディ・ジャミールは、さらに以下のように話しています。
「私たちが望み、必要とする未来を創り出すため、民間資本が、直接的でも官民連携の形でも、現実世界でポジティブな影響を生み出せることは明らかです。その影響が商業的な目標達成によるものであれ、社会貢献活動を通してであれ、それらを追求することで、真の意味での世界の繁栄が実現できるのです」。
これに関し、Abdul Latif Jameel副社長兼副会長であり、Bab Rizq Jameel、Community Jameel SaudiおよびCommunity Jameelの副会長であるハッサン・ジャミールはこう続けています。
「持続可能な開発目標を達成させる鍵となるのは、協力的なパートナーシップです。私たちの目的は、慈善団体とパートナーを組むこと、また、変革的なインパクトを起こすというコミットメントを共有しこれらのグローバル目標を達成できる企業に投資を行うことです」
Bab Rizq Jameel、Art Jameel、Community Jameel Saudi、そしてCommunity Jameelその他の社会貢献パートナーシップに加え、ジャミール・ファミリーは、喫緊の人道的課題に対応する活動も継続しています。これらは、国連の持続可能な開発目標の達成につながるものであり、リーダーや地域団体、芸術基金や若年世代と協力し、世界中の生活の質を向上させる活動にも取り組んでいます。
ファミリーの企業活動を通じ、Abdul Latif Jameelは、持続可能性の最前線で活動する企業と協力して地球資源の問題に立ち向かい、気候変動緩和の新たな方法を模索しています。2016年、Almar Water Solutions(アルマー・ウォーター・ソリューションズ)を設立し、水処理、再利用、持続可能な海水淡水化技術、さらに水不足に対処できる新たな科学技術の研究に基づく浄水供給事業を開始しました。また、持続可能なエネルギーへの世界的移行に貢献するため、2015年、FRVを買収。そのプレゼンスと能力を拡張して同社の再生可能エネルギー部門の主軸事業に育て、政府や企業に再生可能エネルギー源を供給しています。2020年には、Abdul Latif Jameel Health(アブドゥル・ラティフ・ジャミール・ヘルス)を設立し、医療を必要とする人々に迅速に対応しています。
SDGへのさらなる貢献として、ジャミール・ファミリーは、飛躍が期待される革新的で初期段階のベンチャーやテクノロジーに、考え抜いた投資を積極的に行っています。同社の国際投資部門であるJIMCOを通じて世界経済を活性化し、中核業界の未来を確実に形作ることを目指します。数例を挙げると、医療およびヘルスケア部門(Evelo Biosciences(エベロ・バイオサイエンス)、Cellarity(セラリティ)、EQRx)、フィンテックやインシュアテックなどの新興テクノロジー(tabby(タビー)、FlexxPay(フレックスペイ))、電気自動車および未来の持続可能なモビリティソリューション(RIVIAN(リビアン)、Joby Aviation(ジョビー・アビエーション))などがあります。
[1]Abdul Latif Jameel Investment Management Company(JIMCO/アブドゥル・ラティフ・ジャミール・インベストメント・マネジメント・カンパニー)
[2]ジャミール・ファミリーの社会貢献活動およびコミュニティ・イニシアティブには、Bab Rizq Jameel、Art Jameel、Community Jameel Saudi、Community Jameelがあります。