• このプロジェクトにより年間880,000 MWhのクリーンエネルギーを生産し、これはメキシコの15万世帯の家庭に電力を供給するのに十分で、CO2ガス排出量を年間60万トン削減
  • Abdul Latif Jameel Energyが運営するメキシコで初のプロジェクトで、2019年に操業開始予定

Abdul Latif Jameel Energyの一員であるFotowatio Renewable Ventures(FRV)は、メキシコで342MWの太陽光発電所の建設を開始する契約を締結したことを、World Future Energy Summit(WFES)で発表しました。

契約を締結したポトシソーラーファーム(Potosí Solar Farm) はサン・ルイス・ド・ポトシ州のサカテカス市から60km北東に位置しており、建設は2018年の初めに始まり、Abdul Latif Jameel Energyが、ウルグアイとチリを含む南米全土で提供する、拡大を続ける再生可能エネルギープロジェクトの一覧に加わります。

ポトシソーラーファームは、約15万世帯に電力を供給するのに十分なエネルギーを作り、温室効果ガスであるCO2の排出を年間約60万トン削減します。 これはAbdul Latif Jameel Energyがメキシコで運営する最初のプロジェクトで、2016年9月に国立エネルギー管理センター(CENACE)が行った2回目の入札で受注しました。

その後、2017年3月にCFE Suministro Basicoと電力購入契約(PPA)を締結しました。 TSKがEPC契約のもとで建設し、約800ヘクタールの面積を利用する予定です。建設フェーズ中に最大300名分の職が創出されます。 Abdul Latif Jameel Energyの最高経営責任者(CEO)であるRoberto de Diego Arozamenaは次のように述べています。「先週、チリとメキシコで約40万世帯の家庭にクリーンエネルギーによる電力供給を行うと発表しました。サウジアラビアなどの国々が、国家再生可能エネルギープログラム(National Renewable Energy Program)などのイニシアチブを進めていることは正しい方針といえます。再生可能エネルギーには大きな可能性があるからです。

」 「中南米地域での当社のフットプリントが拡大する中、このプロジェクトがメキシコでの再生可能エネルギーの大きな機会を活用して、クリーンエネルギーをメキシコ国内で推進することを期待しています。

」 Abdul Latif Jameel Energyは、Fotowatio Renewable Ventures(FRV)を通じて、KFW(Kreditanstalt für Wiederaufbau)、Bancomext、INGと融資契約を締結しました。 今週初めに、Abdul Latif Jameel Energyは、チリの百万世帯のほぼ25%の家庭に電力を供給する最初の太陽光・風ハイブリッドプロジェクトを発表しました。