• J-WELは、学校教育、高等教育、職場学習における世界的なルネサンスを呼び起こすことを目指しています
  • 教育でサウジ・ビジョン2030を支援する新しいイニシアティブ 

世界中の教育改革を支援することを目指しているアブドゥル・ラティフ・ジャミール教育研究所(Abdul Latif Jameel World Education Lab、J-WEL)は、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるMITのキャンパスで教育と学習の将来の議論をするために世界をリードする専門家達を迎えました。

この4日間のイベントは、J-WELの初の主要なイニシアティブを示し、生涯教育の3つの柱(pK-12、高等教育、および職場学習)に焦点を当てています。

J-WELウィークの一部として、講演、スピーチ、ワークショップなどを含む一連の活動が行われ、サウジアラビア、シンガポール、英国を含む国々からの参加者が今日の教育が直面している、最も差し迫った問題に協力して取り組みました。

Community Jameel、社会的企業組織、そしてマサチューセッツ工科大学(MIT)により2017年5月に共同で設立されたJ-WELは、あらゆるレベルや年齢層での教育と学習を変換することにより、人々の真の可能性を実現することを目指しています。知識の移転と開発を強化し、個人が現代の職場で必要とされるスキルと能力を身につけることを追い求めています。

J-WELは、投資家達を募る新しいイニシアティブを促進しています。この投資家には、学校、政府、NGO、慈善家、MITのプログラムやリソース(トレーニング、ワークショップ、認定プログラム、MITとのパートナーシップ機会、その他会員など)へ特別なアクセスができる事業所などが含まれます。

J-WELは、MITのさらに広範な50億ドル規模の世界的「よりよい世界のためのキャンペーン」の一部で、アブドゥルラティフ・ジャミール貧困アクション・ラボ(J-PAL)やアブドゥル・ラティフ・ジャミール世界水と食料の安全ラボ、その他プロジェクトを含むCommunity JameelとMITとの間の進行中の共同事業と並べて位置づけられています。Community Jameel会長のモハメッド・アブドゥル・ラティフ・ジャミール氏は、MITコーポレーションの生涯メンバーです。

Community Jameel International代表のフェイディ・モハメッド・ジャミール(Fady Mohammed Jameel)氏は述べました。「教育と学習は開発の基本であり、強力で多角的な経済を構築し、すべての人にとってチャンスと繁栄を創造します。」

彼はこう付け加えました。「J-WELを通じて、あらゆるレベルの学習で直面している課題に取り組み、実際に実現可能な解決策を開発するために教育分野全体から専門家を集め、視点、知識および経験を集約したいと考えています。J-WELウィークの開会式はこのプロセスの最初のステップであり、イニシアティブにおける高いレベルでの関与ができて大変満足しています。

MITの公開学習の副社長であるサンジェイ・サルマ氏(Sanjay Sarma)とデジタル学習の副学長およびJ-WEL専務取締役であるビジェイ・MS・クマール氏(Vijay MS Kumar)は、MITのための戦略的教育イニシアティブを主導し、pK-12、高等教育および職場学習に注目した3つのJ-WELイニシアティブの作成を推進しています。これらのイニシアティブは、MITの統合型学習イニシアチブ(MIT Integrated Learning Initiative )とデジタル学習のオフィス(Office of Digital Learning)を含むMITの既存の教育リソースと幼児の発達および従業員のトレーニング法に関する進行中の研究機関での研究も参考にしています。

MIT公開学習副代表であるサンジェイ・サルマ氏はJ-WELのアプローチを以下のように説明しています。「J-WELを通じて、私たちはMITで開発された資産を使用し、さらにJ-WELによって招集されたコミュニティも活用することで、共に学び、共有し、訓練することで、新しい長期的な協力を築くことができるでしょう。」

J-WELに関する詳しい情報は、 https://jwel.mit.edu/をご覧ください。