• FRVは、クラウンプリンス財団との提携契約の一環として、同国の画期的なプロジェクトに資金を提供しました
  • CubeSatモデルの衛星であるJY1-SATは、ヨルダンの若手工学系学生たちにより研究開発されました
  • ヨルダンの若者のイノベーションと宇宙技術への興味・関心を奨励するためのマサール・イニシアチブの一環です

再生可能な発電所規模プロジェクトの世界的なデベロッパーであり、Abdul Latif Jameel Energyの一員であるFotowatio Renewable Ventures(FRV)は、ヨルダン初の小型衛星JY1-SATの開発を支援しました。CubeSatモデルの衛星は、カリフォルニア州ヴァンデンバーグから昨日発表されました。同衛星は、資金調達を支援したFRVと、若手ヨルダン人の社会的、文化的、知的取り組みを促進する機関であるCrown Prince Foundation(CPF)との提携契約の一環として作り上げられました。

ヨルダン人によるCubeSatの開発は、CPFのマサール・イニシアチブが科学技術分野における才能あるヨルダンの若者を鼓舞し、育成するために行った計画的な努力の成果です。このイニシアチブは元来、NASA初のヨルダン人インターンに触発されたもので、そのビジョンと知識の伝達のおかげで、今日では18人の若手工学学生のグループが学者やコンサルタントと協力してJY1-SATを開発することが可能になったのです。衛星に加えて、学生チームは、打上げ後に衛星の操作を行うことができる地上局も建設しました。

衛星の使命は、ヨルダンの古代遺跡や文化遺産、観光地などの画像を、研究や教育プロジェクトのために世界中の地上局に広めることです。

FRVの最高経営責任者(CEO)、Daniel Sagi-Vela は次のようにコメントしています。

「我々は、この革新的な技術プロジェクトの一員であること、そして、衛生の開発に携わる学生たちの卓越した才能をサポートし、認知できることを誇りに思います。」

MEAのFRVマネージング・ディレクター、Nicolas Fasquelleは、次のように強調しました。

「私たちが事業を行う国の研究・教育プロジェクトの促進は、間違いなくFRVの重要な価値の1つです。それが、私たちがこのような価値ある取り組み、すなわち、ヨルダンの若者の多大なる才能と、彼らが行った研究活動とを認識する取り組みの支援を誇りに思う理由です。」

Crown Prince Foundationの最高経営責任者(CEO)、Tamam Mango博士は、このプロジェクトに対するFRVの支援を次のように強調しました。

「私たちはFRVと結んだ戦略的提携に感謝しています。というのも、このようなパートナーシップは、当財団(CPF)の開発目標を達成する上で大きな進歩を遂げること、そしてヨルダンの若者を支援するという私たちの使命を果たすことをサポートしてくれるからです。」