マハブーブ・カーン

マハブーブ・カーン

JENOA CEO

Abdul Latif Jameel、保険・リスク軽減担当マネージング・ディレクター

保険業界で25年以上の経験を誇るカーンは、2015年にAbdul Latif Jameel(アブドゥル・ラティフ・ジャミール)に入社し、サウジアラビアのジェッダ本社に4年勤務した後、英国ロンドンでJENOA(ジェノア)を立ち上げました。

米国、ヨーロッパ、極東地域のフォーチュン500社の業務に携わってきた豊かな経験を活かし、現在はJENOAのCEOとして経営手腕を発揮しています。カーンは、不動産・特別リスク保険引受人(アンダーライター)、保険引受業務テクニカルスペシャリスト、グローバル・クライアント・サービスマネージャー、リスク・保険マネージャーなどの役職を歴任してきた多彩な経歴を有しています。

2020年にJENOAを設立。同社はFCAとLloyds of London(ロイズ・オブ・ロンドン)の再保険ブローカーとして認可を受けています。また、中東、北アフリカ、アジア地域を中心に、複数の市場の顧客と再保険を結んでいます。

さらに、JENOAはこれらの地域でリスクコンサルティングの専門知識も提供しています。これには、火災予防、自然災害、サイバー攻撃、金融ライン保険、そしてリスクマネジメントのアドバイスなど、複数のリスクエクスポージャーを含みます。

カーンは、保険業者やリスクマネージャー、そして現在は保険と再保険の仲立人として、保険のバリューチェーン全般において幅広い経験を持っています。また、損害保険、海上保険、エネルギー保険、自動車保険、危険度の高い職業を対象とする特別な保険など、幅広い保険の取り扱いを経験しており、ロスプリベンション(損害・損失防止)エンジニアリングと保険業、リスクコンサルティングにも精通しています。

英国籍を持ち、ロンドン、ボストン、パリ、フランクフルト、ジェッダなどの世界中のさまざまな都市での就業経験があります。英国レスター大学で経済学士号と経営学修士号(MBA)を取得しています。

1945年に創業し、2025年に80周年を迎えるAbdul Latif Jameel(アブドゥル・ラティフ・ジャミール)は、多岐にわたる事業を展開する民間グローバル投資会社です。世界経済を牽引する基幹産業の未来創生を目指し、主要産業セクターでさまざまな取り組みを実施しています。こうした取り組みの例としては、モビリティ、金融サービス、エネルギー環境サービス、医療分野への投資をはじめ、消費者向け製品や不動産開発、コンサルタントサービスなどの多岐にわたる事業が挙げられます。

Abdul Latif Jameelは、6大陸40ヶ国以上で事業を展開し、世界中に代表事務所を構えており、1万1,000名を超える従業員の国籍は80ヶ国以上に及びます。