• Four Principlesが創業10 周年を祝い、サウジアラビアにおける取引先の運営コスト20億米ドルの節約達成に一役買った
  • 取引先のサービス提供および生産におけるリードタイムを最大96%削減することに成功
  • 「カイゼン」ビジネス理念の哲学は日本企業が初めて開拓したものであり、効率とパフォーマンスを向上させ、廃棄物を排除してリソースを最大利用するために考案されたもの

アブドゥル・ラティフ・ジャミールの企業であるFour Principlesは、本日、2010年にサウジアラビアで事業開始より10周年の節目の年を祝いました。

Four Principlesはカイゼンのビジネス理念に基づいたリーンマネジメント戦略を実施し、効率とパフォーマンスを向上させて多くの取引先の無駄を排除しながら、リソースの使用を最適化しました。また同時に、地域全体で多くの事業部門にまたがり業務を効果的に拡大しました。

最初の10年間の事業運営においてFour Principlesは、取引先のサービス提供および生産において最大96%のリードタイムを削減し、同時にサウジアラビアにおける取引先の2億米ドルを超える運営コストを削減することにも成功しました。

Four Principles Celebrates 10th Anniversary

Four Principlesの共同創始者兼マネージングパートナーであるセイフ・シーシャクリー氏(Seif Shieshakly)は次のように語っています。「リーン変革イニシアチブを促進することにより、取引先の組織の最下層部から上層部に至るまで価値の最適化に注力して企業文化に徹底した変化をもたらすことが私たちの目標です。当社は無駄な活動に割かれるクライアントの何百万時間もの時間とスキルを節約し、クライアントの顧客により多くの価値を創出しています。私たちは、自らの道程においてこの10年間のマイルストーンに達成できたことを誇りに思っています。そして、この地域におけるリーン・ビジネス・プログラムの次の10年を心の底から楽しみにしています。」

Four Principlesのコア目標は、リードタイムの短縮の取り組みに重きが置かれています。それはすなわち、サプライチェーンの管理、品質の向上、コスト削減、従業員のモチベーションの向上など、顧客にとってメリットとなることのすべてと言えるでしょう。当社の戦略は、取引先の顧客にとっての価値を向上させ、同時に収益性を向上させる長期かつ持続可能な効率性を実践していくことに焦点を当てています。

Four Principlesの早期の重点分野には、FMCG、重工業、医療機器、印刷および包装部門におけるプロジェクトが含まれていました。5周年目を迎える前に、Four Principlesはその事業を金融サービス、小売、自動車、施設管理、政府および石油化学製品へと拡大していました。10周年を迎えるまでに重点分野は、不動産、ヘルスケア、エンジニアリングおよび設計、ホスピタリティ、物流と輸送、建設、通信にまで拡大し成長していました。

Four Principleの10年の歴史における主なマイルストーンは、2017年のアブドゥル・ラティフ・ジャミールとの合弁事業です。これによりMENAT(中東、北アフリカ、トルコ)地域全体にリーン理念を広げ、より多くの企業が当社が提供できる計り知れないほどの機会を活用するため支援することが可能になりました。

元来トヨタによって生産システムの効率性を変革するため開発されたカイゼンビジネス理念は、リーンマネジメントの中心に据えられるもので、無駄を減らし、品質を向上し、リードタイムを加速化することを狙いとしています。最終的にこの方法論は、事業全体の効率性を改善し、円滑で適応性のあるワークフローを提供できる企業文化を実現します。

まもなくFour Principlesは、サウジアラビアの公民両部門を対象にした、リヤドに拠点を置くトレーニング専用のアカデミーに関する詳細を発表する予定です。