会長
アブドゥル・ラティフ・ジャミール・エンタープライズ
ファイサル・アルサマンノウディは、Abdul Latif Jameel Enterprises(アブドゥル・ラティフ・ジャミール・エンタープライズ)の会長を務めています。同社は、1945年に故アブドゥル・ラティフ・ジャミールによって設立された、多岐にわたる国際事業を展開する独立した企業グループAbdul Latif Jameel(アブドゥル・ラティフ・ジャミール)の系列会社です。
アルサマンノウディは、石油や潤滑剤、自動車保険、自動車衝突修理事業、カーアクセサリーなど、Abdul Latif Jameelの中核的な自動車販売代理店関連事業の拡大や多様化に取り組む傍ら、物流、メディア、エンターテイメント、テクノロジー、ヘルスケア部門などへの継続的な事業拡大を指揮しています。
アルサマンノウディは、現在の役職に就く以前に、Abdul Latif Jameelや日本のトヨタ自動車株式会社で幅広い役職を歴任しました。
また、不動産、テクノロジー、証券分野におけるサウジアラビア大手企業の役員も兼任しています。 更に、Abdul Latif JameelのシェルタープログラムであるCommunity Jameel Charity(コミュニティ・ジャミール・チャリティー)およびヘイアット慈善財団の副会長として社会貢献活動に勤しみながら、 家族育成プログラムと地域活性化に焦点を当てた受賞歴のある非営利団体AlMawaddah(アルマワダ)の創設者兼会長、サウジアラビアのGeneral Authority of Endowment(ゼネラル・オーソリティ・オブ・エンダウメント)およびNational Center for Developing Non-Profit Sector(非営利セクター振興国立センター)の役員も兼任しています。
アルサマンノウディは、キング・サウード大学で生産工学士号、フランスのINSEAD(欧州経営大学院)でグローバルマネジメント修了書を取得しました。
1945年に創業し、2020年に75周年を迎えたAbdul Latif Jameelは、多岐にわたる事業を展開する民間グローバル投資会社です。 世界経済を牽引する基幹産業の未来の創生を目指し、主要産業でさまざまな取り組みを実施しています。 こうした取り組みの例としては、モビリティ、金融サービス、エネルギー環境サービス、医療分野への投資をはじめ、消費者向け製品や不動産開発、コンサルタントサービスなどの多岐にわたる事業が挙げられます。
Abdul Latif Jameelは、6大陸35ヶ国以上で事業を展開して世界中に代表事務所を構えており、1万1,000名を超える従業員の国籍は65ヶ国以上に及びます。