バイスプレジデント兼副会長
Abdul Latif Jameel Saudi Arabia
ハッサン・ジャミールは、1945年に故シェイク・アブドゥル・ラティフ・ジャミールが創業して以来、多岐にわたるグローバル事業を展開しているAbdul Latif Jameel(アブドゥル・ラティフ・ジャミール)のサウジアラビア部門の社長代理兼副会長を務めています。
ハッサン・ジャミールは、サウジアラビア国内のモビリティ、土地・不動産、産業機械などの事業部門を統括しており、Abdul Latif Jameelの執行役員として手腕を発揮しています。現職に就く以前は、日本のトヨタ自動車株式会社に勤務していました。
ハッサン・ジャミールは、起業家精神とイノベーションへの情熱を掲げてAbdul Latif Jameelのデジタルトランスフォメーションの指揮を執り、データドリブンなビジネス経営を通じてお客様やパートナー企業へのサービスを刷新してきました。
また、エビデンスやデータに基づいた先進的な科学的アプローチで世界の喫緊の問題や課題に取り組むグローバル組織、Community Jameel(コミュニティ・ジャミール)の副会長も務めています。Community Jameelは「教育」「健康・医療」「気象」の分野における科学技術のブレークスルーやイノベーションを通して世界への貢献を目指す斬新なアプローチを掲げています。
ハッサン・ジャミールはRIVIAN(リビアン)の役員を務めた経験があり、現在は、東京大学グローバル・アドバイザリー・ボードおよびMIT School of Engineering Dean’s Advisory Council(マサチューセッツ工科大学の学長諮問委員会)のメンバーとして活躍しています。また、CoMotion(コモーション)の顧問を務め、湾岸地域の家族経営ビジネスの成長と発展を支援するFamily Business Council – Gulf(ファミリービジネスカウンシル・ガルフ)の創設にも尽力しました。
ハッサン・ジャミールは、上智大学で国際経済学の学士号、ロンドン・ビジネス・スクールで経営学修士号(MBA)を取得しており、英語、アラビア語、日本語の3か国語を流暢に話すマルチリンガルです。
1945年に創業し、2020年に75周年を迎えたAbdul Latif Jameelは、多岐にわたる事業を展開する民間グローバル投資家です。世界経済を牽引する基幹産業の未来の創造を目指し、主要産業でさまざまな取り組みを実施しています。こうした取り組みの例としては、モビリティ、金融サービス、エネルギー環境サービス、医療分野への投資をはじめ、消費者向け製品や不動産開発、専門サービスなどの多角的な事業が挙げられます。
6大陸35か国以上で事業を展開し、世界中に代表事務所を構えるAbdul Latif Jameelは、11,000名に上る従業員を擁しており、従業員の国籍は65か国以上に及びます。