ロビン J. ロー

Robin Loh

ロビン J. ロー

最高戦略・事業改革責任者 / バイスプレジデント

ロビン・ローは、1945年に故アブドゥル・ラティフ・ジャミールによって設立された、独立系の国際的多角化同族経営企業であるアブドゥル・ラティフ・ジャミール社の最高戦略・家族所有事業改革責任者です。

ロビンは、アブドゥル・ラティフ・ジャミール社の全体的な事業戦略開発とデジタル変革を先導し、事業全体にわたり、ビジネスの長期的な方向性と目標の整合性を確保しています。これには、新しい戦略的ポートフォリオ機会の開発が含まれます。

現職に就く前、ロー氏はドイツのグローバル保険・金融サービスグループの取締役とデジタル事業担当のCEOを務めました。

ロビンは新規市場参入を主導した20年以上にわたる豊富な国際経験を有し、またデジタル変革、インシュアテック、フィンテックの機会開発の経験を有しています。

また、複数の業界分野にわたる多国籍クライアントとの取引において、ビッグデータ、デジタルコマース、新規技術による戦略的変革に焦点を当てたMcKinsey & Co.との共同作業も経験しています。

ロビンは、MITスローン経営大学院で経営学修士号を取得し、カーネギー・メロン大学(米国ピッツバーグ)で電気工学およびコンピュータ工学の理学士号を取得しています。彼は米国、香港、中国、シンガポールに在住、勤務した経験を持ちます。英語、標準中国語、そして広東語を話します。

1945年に創業し、2020年に75周年を迎えたAbdul Latif Jameelは、多岐にわたる事業を展開する民間グローバル投資家です。世界経済を牽引する基幹産業の未来の創造を目指し、主要産業でさまざまな取り組みを実施しています。こうした取り組みの例としては、モビリティ、金融サービス、エネルギー環境サービス、医療分野への投資をはじめ、消費者向け製品や不動産開発、専門サービスなどの多角的な事業が挙げられます。

6大陸30か国以上で事業を展開し、世界中に代表事務所を構えるAbdul Latif Jameelは、11,000名に上る従業員を擁しており、従業員の国籍は40か国以上に及びます。