エネルギー・環境サービス:

風力発電

風の変化を利用

世界風力エネルギー会議によると、世界における2015年の風力発電の新規導入量は63W以上、成長率は17%となりました。これにより、過去15年の風力発電の累積導入量は432Wを超えました。

2015年は、風力発電の市場規模が大きい中国、米国、ドイツ、インド、ブラジルにとって目覚しい成長を遂げた年でした。しかし、専門家は中東、アフリカ、アジア、中南米といった他の地域にも、非常に高い成長性を見出しており、今後10年間はこれらの国々が市場をリードしていくと予測しています。

課題をチャンスに

エネルギー供給は、MENAT地域だけでなく、世界各国の政府や人々が直面している中心的課題です。

社会の持続的成長、人々の生活水準の向上、雇用機会の拡大を実現するためには、様々なエネルギー源の中でも、クリーンで再生可能なエネルギーの利用がより一層重要になっています。特に中東のようなエネルギー多消費地域では、風力発電が今後の電源構成の中心となっていきます。

私たちは、太陽光発電の分野で実証済みの専門性を、風力発電プロジェクトに応用するため、現在所有している太陽光発電施設のロケーションを評価・分析しています。このようにして、世界におけるクリーンエネルギーへの継続的かつ迅速な移行をリードしてまいります。

アブドゥル・ラティフ・ジャミール・エネルギーは、FRVを通じて、サウジアラビアでの風力発電事業に参入しました。風力発電に好条件な同国の北東、中央、西地域の気候を利用し、同国の「ビジョン2030」や国家開発計画に掲げられている再生可能エネルギー目標に貢献する機会を開拓しています。

私たちの地理的拠点を活用し、この一年、ヨルダンやトルコなどの有望な市場で、様々な開発段階にある風力発電の機会を評価してきました。また、中南米でも未開発地域プロジェクトが始まり、風力発電に適した土地を見つけています。

現在、20市場における9つの未開発地域、35の汚染地域で、1GW以上の発電の可能性を探求しています。

>1GW

20市場における新規風力発電プロジェクトの潜在発電能力

「将来の電源構成の中心となるのは、風力発電です。」

Omar Al-Madhi
アブドゥル・ラティフ・ジャミール・エネルギー 
サウジアラビア 最高経営責任者

「FRVとアブドゥル・ラティフ・ジャミール・エネルギーが風力発電に事業を拡大する事は自然な流れによるものでした。太陽光と風力発電の両技術には、類似性と成熟度があるため、私たちは世界のクリーンエネルギーへの移行をリードすることができます。」

FRV

共同創設者 Rafael Benjumea

+17%

2015年の世界の風力発電設置増加率

19.5GW

2020年までに予測される中東とアフリカの累積風力発電量 (世界風力エネルギー会議)

アブドゥル・ラティフ・ジャミールのパースペクティブシリーズは、迅速に開発が進む中東、北アフリカ、トルコ地域、およびその他の地域における、開発中のコアビジネスセクターで見られる課題と機会について、独自の視点から興味深い洞察を提供します。

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