• 開発途上国で簡単、正確、手頃な価格の、迅速な血液検査を提供することを目指す。
  • 複数の血液検査パラメータを同時に実行できる次世代PoCT(臨床現場即時検査)デバイス。

東京に拠点を置く アブドゥル・ラティフ・ジャミール商事は、多角的家族経営事業のアブドゥル・ラティフ・ジャミールのの一端を担っており、この度、セルスペクトの血液検査装置を中東、アフリカ、東南アジア、インドで販売するために、セルスペクトとの新たなコラボレーションを発表しました。

日本に拠点を置くセルスペクトは、複数の血液検査パラメーターを同時にスクリーニングできる、次世代のPoCT(臨床現場即時検査)装置の開発および製造を行っています。「糖代謝」、「脂質」、「肝機能」などの基本的な生化学検査は、患者の指からの1滴の血液とデバイス自体を使用して簡単に測定でき、装置自体は使いやすく、コンパクトで携帯可能な形態であり、遠隔地や地方の環境においても簡単に配備することができます。

この低コストの装置では5分以内に結果が得られ、多くの既存のPoCT装置と比較して、非常に迅速でコスト競争力があり、開発途上国の人々にとって利用しやすくなっています。

セルスペクトは、単一の使いやすい装置で35以上の血液検査パラメーターの開発を目指しています。既存の非常に高い精度レベルを示す血液検査パラメーターに加え、ほんの数例を挙げても、心臓マーカー、がんマーカー、ウイルス、アレルギーなど、複数のパラメーターを近々追加していく予定です。

継続する国際的拡大成長に向けて、セルスペクトは、今後各国の差し迫った市場ニーズに応えるために、テストパラメーターとターゲットのカスタマイズを可能にすることを視野に入れています。

この提携により、アブドゥル・ラティフ・ジャミール商事とセルスペクトは、特に開発途上地域において、医療施設への手頃な、または便利なアクセスを持たない人々に血液検査の健康診断を提供し、身近で安価な機会を創出することを目指しています。

アブドゥル・ラティフ・ジャミールは、便利で手頃な価格で、迅速かつ正確な血液検査機能を創出することで、開発途上国の医療インフラストラクチャと個人医療の改善に大きく貢献し、病気の早期発見と予防に向けた取り組みを支援できると考えます。

日本の優れた医療技術への投資、および新興国における日本の革新的な医療技術開発のビジネスを支援することを通じて、アブドゥル・ラティフ・ジャミール商事は有意義な社会貢献を継続していくことに尽力しています。